【Google AdSense】アドセンスをIT系技術ブログで3年続けて儲かるようになったのか?

ブログ収益化
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ブログを書いている人なら誰もが気になる「Google AdSense(アドセンス)」ですが、このアドセンスを導入して3年ほど経過した弊ブログがはたして儲かっているのかについて紹介していきます。

尚、弊ブログでは、過去にIT技術ブログでアドセンスを導入して収益化することについてまとめた記事を書いております。

この記事を書いたのは2020年10月で今から一年以上前になり、その記事では「IT技術系ブログでアドセンスのみの収益を期待して運営しても割に合わない」と結論付けました。
その後一年以上経過して状況は改善したのか?
今回の記事はこの記事の続報的な記事になります。
 
 

アドセンスとは

インターネット界の巨人である「Google」が提供するサービスの一つであり、インターネットにおいて様々なメディアやコンテンツ上に表示させることができる「コンテンツ連動型広告配信サービス」です。

ブログなどにアドセンスの広告を表示し、アクセスしてきたユーザーがその広告をクリックしてリンク先のページに遷移した場合に、ブログなどのコンテンツ運営元には報酬としてGoogleからお金が支払われます。

また、Googleと契約して広告を掲載してもらう企業は、自社の広告に対してクリックが発生したら、都度お金をGoogleに支払います。

ブログなどのウェブコンテンツ運営元にGoogleから支払われる報酬や、広告を出稿する広告依頼主がGoogleに対して支払う費用は一定ではなく、状況によって変わります。

GoogleとPublisher(ブログなどの運営元)やAdvertiser(広告掲載依頼主)、Visitor(ブログ等の訪問者やユーザー)との簡単な相関図としては以下になります。

アドセンスにおける相関図

弊ブログのようなPublisherはGoogleに対して広告を掲載するためのコンテンツやスペースを提供します。
Publisherは自身のコンテンツに訪問中のVisitorがアドセンスから配信されている広告をクリックしてリンク先に飛ぶことで、Googleから報酬がもらえます。

AdvertiserはGoogleからウェブ広告の管理ツールや掲載機会の提供を受けます。
VisitorがAdvertiserの広告をクリックするごとに、AdvertiserはGoogleに対して費用を支払います。※実際には予め一定金額をプールしておき、そこから引かれていく感じです。

VisitorはPublisherが提供するコンテンツ内のアドセンス広告をクリックして、Advertiserの商品紹介ページや購入ページなどに遷移して、Advertiserが扱う商材を認知したり、購入や契約に至ります。

アドセンスでは、上記のようにウェブ広告における巨大なエコシステムが作られており、この仕組みでGoogleは大きな収益をあげています。

上記の説明だけを読むと、Google自体はただ仲介しているだけでは?と思われるかも知れませんが、Googleはアドセンスで配信した広告をVisitorが高い確率でクリックしてもらえるように、ありとあらゆるビッグデータをもとにVisitorの個人の嗜好や興味のあるものをAIで解析し、そのVisitorに最適な広告を選定してPublisherが提供するコンテンツに配信しています。
 
 

弊ブログのアドセンス収益とPVの推移

当項では弊ブログのアドセンスの収益を過去2年分を遡って直近の分までを紹介します。
また、併せて弊ブログのPV(PageView:ブログ内の各記事の閲覧回数)の推移も紹介していきます。
 

アドセンスの収益推移

アドセンスの収益の推移を自作のグラフをもとに紹介していきます。
とは言え、アドセンスでは収益を公開することに対していくつかの制約を課しており、例えば、支払いが確定していない収益金額を公開することは許されていません。

アドセンスでは様々な統計情報も管理画面から確認することもできますが、それらの情報も同様です。
また、アドセンスの管理画面のスクショを公開することも守秘義務に反する可能性もあるため、避ける必要があります。

よって、今回の記事では具体的な金額の提示は行わず、大まかな収益額の推移のみを紹介していきます。

まず、直近二年のアドセンスの収益推移のグラフは以下になります。
当グラフの始点は2019年12月で終点は2021年12月です。

アドセンスの収益推移

アドセンスの収益推移

当グラフでは具体的な収益額を伏せておくために金額を入れていませんが、最初の頃は1000円/月程度です。
そして、二年後の2021年12月では、始点から比較すると収益は一桁増えています。

2021年に入ってから伸び率が大きくなり、特に冬から激増したのが確認できます。

アドセンスの収益の増減にはPVとも密接に関係します。
よって、次項では上記の収益の集計と同様に、過去二年のPVの推移も紹介していきます。

PVの推移

当項では、弊ブログのPVの推移を紹介していきます。

アドセンスに限らず一般的なウェブ広告では、ユーザーが訪問してきたブログなどのコンテンツ内の広告に対して、ユーザーがクリックしたりアクションを起こす割合は概ね一定であり、その割合は広告を掲載するコンテンツの種類や内容などによって上下します。

またアドセンスの場合は、一度のクリックで発生する収益も一定ではなく、クリックされた広告の種類や内容、クリックしたあとのユーザーの行動によってクリック時の収益単価は大きく変わります。
ただ、月ごとで平均するなどして大きく均すと割と一定です。

よって、ブログなどのコンテンツの総PV数がわかれば、ある程度の収益額の予想もできるようになるため、アドセンスを語るうえでPVはとても重要な要素です。

弊ブログの過去二年間のPVの推移のグラフは以下になります。

PVの推移

PVの推移

当グラフでは、アドセンスの収益グラフと同様に、具体的な値は入れていませんが、始点である2019年12月頃の日ごとのPVは500~600程度でした。
現在は3000~3500PV/日程度まで増加しています。
 
 

アドセンス収益が増加したポイントの解説

当項では、アドセンスの収益が大きく伸びてきた要因について自己分析した結果を紹介していきます。

尚、前提として、私自身はそれほどアドセンスやウェブマーケティングに詳しい訳でもないため、ブログ運営者の個人的な分析や推測程度のものとして読んで頂ければと思います。

 

自動広告の適用と最適化の適用

アドセンスでは、記事ごとに広告を表示する位置を手動で指定して広告を掲載する「手動広告」と、GoogleのAIがブログごとに最適な広告位置や広告の形式、広告数を分析して広告を自動的に掲載する「自動広告」があります。

当初は手動広告で運用していました。
全記事共通で記事上に一つ、記事下に一つ、長文の記事だと記事の途中に一つといった広告配置レイアウトです。

この場合、広告の数は比較的少ないため、広告がユーザーの邪魔にならずに記事を閲覧できます。

「手動広告」で運用する以前に、「自動広告」を試したことはありましたが、広告の表示位置や表示数などの調整を行わないまま自動広告を適用すると、GoogleのAIはあらゆる位置に広告を出してきてページのレイアウトが崩れたり、大量の数の広告を記事内に表示してきたりと精度があまり良くなかったため、すぐに手動広告に戻したことがありました。

ただ、その後、SNSで自動広告機能を有効化することで適用される「全画面広告」を勧められたことがあり、その際に自動広告の広告表示位置を適切に設定し、それまで使用していた手動広告と並行しながら自動広告を有効化するようにしました。
その設定をすることで「全画面広告」が表示されるようになり、その広告形体でも多少のクリック率の改善に繋がりました。

その後、アドセンスからの通知で広告の最適化の提案があり、その提案通りに適用すると、収益率は60パーセントも向上すると分析されたため、その提案内容を適用しました。
その提案では、「アンカー広告」も有効化されており、そのアンカー広告がかなりクリックされているのにだいぶ後から気付きました。

「広告の最適化」を適用したのが2021年9月であり、それ以降はGoogleのAIが分析した通り、収益率が大きく改善していっているのがグラフからも読み取れます。

 

非技術系の記事への流入が増えてユーザー層が変化

弊ブログでは基本的にITの技術系の記事を掲載しております。
そのため、ブログにアクセスしてくるユーザーの多くはIT系の職種か、又はIT技術に関心があったりIT志向の人たちです。

そういったユーザー層は、ウェブ広告をなかなかクリックしない傾向があり、弊ブログでも同様です。

弊ブログもIT技術ブログではありますが、比較的初心者向けの記事が多いため、おそらく高度な技術を紹介する他のブログと比較すると、多少はアドセンスのクリック率も良いかも知れませんが、それでも一般的な非IT系ブログと比較すると、非常にクリック率は低いです。

ただ、2021年2月に、テレワークでサボりがバレる環境を紹介した記事を掲載したところ、その記事が非常に多くのPVを獲得するようになりました。

Google Analyticsでは、ブログにアクセスしてくるユーザーの詳細な属性情報なども取得できますが、弊ブログではそれらを収集していません。

弊ブログではアクセスしてきたユーザー情報を分析するといったウェブマーケティングをする必要がないため、必要以上の情報まで収集することはしておりません。

そのため、2021年2月以降にアクセスしてきているユーザーの属性に変化があったかをデータからは確認できませんが、上記のテレワークの記事については、非IT系の人もアクセスしてきている可能性は高く、その結果、アドセンスの広告をクリックされることも増えたのではないかと推測しています。
 

ウェブ広告業界の景気改善

2020年、2021年は新型コロナウィルス感染症により、国内はもとより世界中で大きく景気が後退しました。
経済の景気とアドセンスの収益は大きく関係があります。

経済の景気が良ければ、企業は宣伝広告費に大きくお金を出すことができるようになります。
逆に景気が悪化すれば、企業は宣伝広告費にお金を掛けることができなくなります。

ウェブ広告の掲載を希望する企業が多ければ多いほど、広告掲載費用が上がります。
広告掲載費用が上がれば、アドセンスのクリック収益単価も上がります。

アドセンスではクリック毎の収益単価は一定ではなく、クリックされた広告によって変わります。
企業が多くの広告掲載を希望すれば、その結果、アドセンスのクリック収益単価も全体が底上げされます。

国内の新型コロナウィルス感染症の感染状況は、ワクチン接種が広く進んだことで一時と比べて大きく鎮静化しております。
それもあって、企業の広告掲載意欲は強くなっており、その結果、クリック単価も向上して、それが大きく収益を伸ばす要因になっていると思われます。
 
 

アドセンスを3年運用して結局儲かるのか?

ここまで長々と収益のグラフやその分析結果などを紹介してきましたが、今回の記事の主題である

IT系技術ブログでアドセンスを導入して3年経って儲かるようになったか?

についての結論としては、一年前の記事の見解と同様に、以下のように感じます。

中の人
中の人

収益は結構増えたが、やっぱり割に合わない。。。

確かに、収益のグラフだけで見れば、大きく収益は増えており、魅力を感じるかも知れません。
実際に収益が増えること自体は大変有難いことであり、それは素直に嬉しくもあります。

ただ、それでも「割に合わない」という感想になるのは以下の要因からです。

割に合わないと感じる要因

  • 相変わらず記事の執筆に時間が掛かる
  • 記事が増えると過去の記事のメンテナンスも増える
  • PV数と収益額は比例するため満足する収益を作るには相当のPV数が必要

記事の執筆に時間が掛かる

過去の記事でも書きましたが、IT技術に関する記事を書くにあたって、記載する内容は可能な限り正確な情報である必要があります。

そのため、自身が理解している技術に関する記事であっても、念のため公式なドキュメントなどを確認して記載内容の裏を取ったり、また、若干理解が浅い技術に関する記事であれば、そのままの理解度で記事は書けないため、やはり公式のドキュメントを確認してその技術に対する理解を深めます。

また、技術を紹介するにあたって、構成図やイメージ図などのグラフィカルな解説をしたほうが理解しやすいと思えば、その図も一から作成します。
この図も結構面倒です。

また、非IT系ブログのように、1ページに文字数が1,000~2,000程度の内容で記事が出来上がるものは少なくて、初心者向けに解説を入れながら何かの技術を幅広く紹介するような構成の記事では、文字数が10,000を超えるものを多くあります。

例えば、標準的な紙の原稿用紙は400文字です。
10,000文字を原稿用紙に書き下ろすと、改行などを無視しても25枚は必要になります。
短編小説並みです。
これは結構なボリュームです。

このように、記事の執筆には結構手間と時間が掛かっており、この労力を費用に換算した場合、アドセンスは継続的に収益が発生することを考慮にいれても、やはり労力に対する収益額は割に合わないと言えます。

過去記事のメンテナンス増加

記事を新しく書けば、当然過去の記事も増えていきます。
ITの技術は日進月歩で移り変わりが激しい題材です。

弊ブログで扱う技術は比較的枯れた古い技術や、普遍的な概念や考え方を扱うものも多いので、記事が古くなっても現役で読めるものも多いですが、それでも、記事の執筆から時間が経ち、記事の内容に修正や加筆が必要になるケースは結構あります。
現在弊ブログでは180近くの記事がありますが、過去に作成したそれらの記事も時々見直しています。

新しい記事を書くだけではなく、古い記事のメンテナンスも行っていると、相応の労力が掛かります。
この辺りも掛ける労力に対して得られる収益が割に合わないと感じるポイントです。

PV数と収益額は正比例する

アドセンスではクリックごとにクリック報酬の金額は異なります。
よって、一回のクリックで数円しか収益がない場合もあれば、数百円の収益が発生する場合もあります。

ただ、全体で均すと1クリックあたり30〜40円程度です。
また、クリックの数に対してPVで割った「クリック率」についても、月単位で平均すると大きく増減することはあまりありません。
よって、「アドセンスの収益を増やす」ことは「ブログ全体のPVを増やす」こととイコールになります。

PVを増やす方法として確実なのは「記事を増やす」ことですが、例えばアドセンスの収益を毎月5万円まで増やしたいと考えた場合、PVをどれだけ増やせば収益が5万円に到達するかは容易に算出することが可能であり、そのPVを得るには記事数をどれだけ増やせば良いかも算出できます。
そうすると、結局は大量に記事を書かないとその収益まで到達できないのがわかります。

よって、アドセンスのみで収益を得ようとしてもPVをそこまで増やすのは容易ではないため、アドセンスは割に合わないと感じるようになります。
 
 

IT系技術ブログの収益化について

今回の記事でもわかるように、1年前と比べて弊ブログのアドセンスの収益は大きく上がりました。
確かにアドセンスは確実に収益をあげてはくれますが、やはり「儲かる」と呼べるほどではないと思います。

過去に書いた記事でも紹介しましたが、アドセンスやアフィリエイトなどのウェブ広告による収益を狙っても、ブログの読者であるIT系職種の人たちはあまりウェブ広告を利用しません。
それよりも、やはり私は以下を狙って収益化を目指すのをおススメしたいです。

ブログの記事を元に自身をブランディングして信用を獲得しつつ、問い合わせフォームからIT系の仕事を受注するといった、自身の技術を直接お金に換える方法を目指す

実際に弊ブログでもお仕事の依頼を頂くこともできました。
このように、直接IT系の仕事を受注してこなす方が明らかに効率良く収益化できます。

一年前の記事でも書いていますが、やはり今に至ってもこの考えは変わりませんでした。

最後に

今回は弊ブログのアドセンス収益について、過去2年のデータを交えて紹介しました。
今回の記事でまとめたように、「IT系技術ブログを運営してアドセンスで儲ける」のは正直なかなか難しいと思います。

ただ、ブログを自身で運営して、自身のスキルや経験を記事としてアウトプットすることは、お金には代えられない魅力があります。

多くのユーザーが自身の記事を毎日見に来てくれて、その記事で紹介した技術や知識で誰かの助けになっている。
ブログの問い合わせフォームやSNSを介して上記のようなコメントを頂くこともあり、そのような経験はお金には代えられません。

もちろん、お金を稼ぐことは生きていくにあたってとても重要であり、それを偽善的に否定する意見は間違っていると思いますし、労力を掛けた成果物に対して何らかのかたちでお金を頂くことは正統な報酬です。
ITという専門性のある技術を売りにしているなら尚更そう思います。

それでも、収益以外にも楽しさを感じる部分はありますし、サーバーを運用する、ドメインを取得して維持する、SEO対策を勉強して検索順位を上げる、といった部分も多くの学びがあります。

弊ブログでは、そういった収益以外の楽しさやメリットも色々伝えていけたらと思います。

今回も読んでいただきましてありがとうございました。
それでは皆さまごきげんよう!

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