【転職】ITエンジニアのための転職エージェントの紹介と上手な活用方法

IT転職・就職
スポンサーリンク

ITエンジニアが転職する場合のおススメの転職活動方法は無いかな?

中の人
中の人

忙しいITエンジニアには、転職エージェントを利用した転職活動がおススメです!

私自身の転職エージェントを利用した経験も踏まえて、オススメしたいエージェントを紹介するね

皆さんは転職活動に転職エージェントを利用したことはありますでしょうか?
転職活動では、求人サイトを介して求人広告を出している企業への直接応募をするといった方法が一番一般的だとは思いますが、他にも知り合いの紹介などを頼るとか、様々な方法があります。

ただ、ITエンジニアが転職する場合は、是非「転職エージェントサービス」を利用することをおすすめします。

今回の記事では、私の実体験も踏まえて、ITエンジニアが転職する場合におススメしたい転職エージェントの紹介と、転職エージェントとの上手な活用方法を解説していきます。

転職エージェントの仕組み

まずは、ご存知の人も多いかと思いますが、転職エージェントの大まかな仕組みを紹介していきます。

人材を採用したい企業と求職者の仲を取り持つ

簡単に言えば、転職したい求職者に、人を雇いたい企業を紹介するサービスです。
また、人を雇いたい企業目線に置き換えて言えば、エージェントに希望する人材を伝えることで、その希望に沿った人材を紹介してくれます。

企業と求職者の間を取り持つことで、お互いが効率的に転職活動や採用活動を行えることができるサービスです。

転職エージェントの収入源は企業から支払われる成功報酬

基本的に、転職エージェントを利用する場合、求職者はそのサービスを利用するための費用を支払う必要はありません。
無料で利用できます。

では、転職エージェントはどこから収益を得ているかと言えば、紹介した人材を企業が採用した場合に発生する成功報酬のみです。

転職エージェントは採用活動をしている企業と契約する際に、紹介した人材を採用する場合に、成功報酬を支払う事を約束されます。

成功報酬ほ相場は、

採用した際に求職者に提示した年収の三割

が一般的です。

1000万円の年収で採用することが決まれば、300万円程度、500万円の年収で採用することが決まれば、150万円ほどを企業が転職エージェントに支払うことになります。

一見すると、「高い!」と思うかも知れませんが、例えば、有名な求人サイトに1ヶ月程度求人広告を掲載する場合は、サイト内での扱いの大きさにも依りますが、数十万は必要になります。

また、大量に応募を受け付けた場合に、求職者の書類選考や面接の日程調整などの労力はバカにはなりません。

その場合、採用コストは割高になっても、採用活動に労力を割きたくない企業にとっては、非常に便利なサービスなのです。

求職者は転職活動に役立つ様々なサポートを受けられる

転職エージェントは、紹介する人材を企業が採用してくれない限り、収益が発生しません。

その為、抱えている求職者に対して、面接や書類選考で有利になる様々なアドバイスや支援を提供します。

具体的には以下です。

求職者へのサービス内容

・希望を加味した求人案件の紹介
・企業への応募及び面接日程等の調整代行
・履歴書、職務経歴書の添削や作成支援
・面接の練習やアドバイス
・採用時の給与条件交渉代行

などなど。

求職者側から見た場合、非常に手厚いサポートを無料で受けることができます。

それは、転職エージェントから見たら、我々求職者は転職エージェントにとっての「商品」であり、その商品の価値を高めるために、上記の各種支援を無償で行います。

転職エージェントは、善意で上記の支援を行う訳ではなく、求職者との利害が一致しているからこその支援であり、求職者としては、遠慮無くそれらのサポートを活用すべきでしょう。

求職者が活用したほうが良い支援内容

上項で紹介した転職エージェントが行っている求職者へのサポート内容について、特にこれを活用したほうが良いという項目を解説しておきます。

給与条件交渉代行
転職エージェントのサービス内容として声高にアピールしている支援内容では有りませんが、転職活動を最高の条件で成功させたければ、是非エージェントに任せたい交渉内容です。

エージェントを介さずに、求人に対して直接応募をする場合、採用時の福利厚生や役職などの待遇、給与条件などは、企業との面接の中で自ら確認をしていく必要があります。
ただ、実際の面接の場では、緊張して確認すべき待遇面の確認を忘れてしまったり、そもそも給与などの待遇関連の話は、求職者から切り出しにくい雰囲気もあったります。
転職エージェントが仲介していれば、そういった条件面の確認や交渉は、全てエージェントが実施してくれます。

これは、エージェントからしても、より高い年収で採用まで事が運べれば。自社の収入もより増える為、大事なエージェントの交渉範囲です。
ここでも求職者とエージェントとの利害が一致する為、積極的に活用していきたい支援内容です。

履歴書、職務経歴書の添削や作成支援
地味に助かるのが、職務経歴書の添削などをしてくれるところです。
職務経歴書は、転職における書類選考での最も大事な求職者の能力や経験をアピールする書類であり、採用企業の目線で記述内容などのアドバイスをしてくれます。
こういった通常のアドバイスはもちろん有難いのですが、事務的な書類のチェックや添削でも非常に便利です。

例えば、職務経歴書を作成した際に、誤字脱字などの軽微なミスは誰しも起こり得るのですが、そういった部分も細かく添削してくれます。
また、職務経歴書の勤務期間などの書き間違いなどによる矛盾点なども正してくれるので、いざ職務経歴書を元に企業の面接まで進んだあとに、企業から職務経歴書の矛盾点を突っ込まれるという失態からも回避できます。

求職者が求人を出している企業に応募する場合は、転職エージェントを介して応募をするのですが、応募時に必要になる書類は転職エージェントから企業に提出することになるので、誤字脱字があったり、不完全な職務経歴書のまま提出する訳にはいきません。
その為、求職者の書類は、エージェントがしっかりチェックをする必要があります。

ITエンジニアにおススメしたい転職エージェント

当項では、ITエンジニアにおススメしたい転職エージェントを紹介していきます。

この記事を書いている私自身も今回紹介する各社は過去に利用しており、そのなかから紹介していただいた企業に実際に転職した経験もあります。

また、転職エージェントとの付き合い自体も非常に長く、そういった実体験も踏まえて、各社の特徴を紹介しつつ、良いところばかりではなく、良くないところや注意が必要な部分も併せて紹介します。

おすすめ度:第2位【リクルートエージェント】


転職エージェントの業界では最大手の企業です。
転職関連の業界では「リクエー」と略されて呼ばれていたりします。

リクルートエージェントの特徴は以下です。

  • 求人数が他社と比較し圧倒的に多い
  • 大企業や優良企業の求人も多く、求人内容の質が高い
  • ITエンジニア系の求人も多数保有
  • カバーする地域も広く全国でサービスを提供している

転職エージェントの業界において最大手の企業ということもあり、リクルートエージェントが紹介してくれる求人は、他社エージェントと比較しても、ワンランク上の企業を紹介してきます。
そこは流石です。

知り合いに某大手転職エージェントが居るのですが、「リクルートには敵わない」と聞くので、業界内でも圧倒的立場に居る様です。

転職エージェントを利用する場合に、やはり一番大切なのは、

そのエージェントがどれだけ多くの質の良い求人案件を持っているか

であります。

求人を出す企業側から見ても、リクルートエージェントは良い求職者を提案してくるイメージがある為、信頼も厚いです。

その為、求職者から見ても魅力的な企業ほど、他社エージェントの方が成功報酬率がお得であっても、リクルートエージェントに求人案件の声掛けをしていくことになります。

転職エージェントを利用する場合に、どの会社から申し込もうか迷った場合は、まずは「リクルートエージェント」から申し込んでみるのも良いかも知れません。

[リクルートエージェント]転職支援サービス登録

リクルートエージェントの悪いところや注意点

次に、リクルートエージェントのネガティブなポイントも併せて紹介しておきます。

これは私の実体験による主観が多く入っており、担当する転職コンサルタントによって対応は変わるという前提でご参照ください。

求職者の能力や経験により足切りがある
転職エージェント業界最大手である以上、仕方ないことだとは思いますが、求職者の能力や経験などが基準を下回る場合は、求人を紹介してもらえない場合もあります。
紹介できる求人案件の質が高いということは、求人案件の元である企業側が求める求職者の採用基準も高いことの裏返しであり、もし貴方がITエンジニアの業界において、それほど多くの経験や能力を得ていない場合は、申し込んでも悔しい思いをするかも知れません。
一定期間で採用まで進めないと問答無用で支援を終了してくる
リクルートエージェントの場合は、登録している求職者も多いことから、次々と求職者に求人案件を紹介して回していく必要があるのだと思いますが、そのような過程を経て、一定期間で採用まで進めない場合に、専任コンサルタントによる支援活動の終了を早々に宣言してきます。
これは他社エージェントでも同様ではありますが、リクルートエージェントはそれがかなり早い印象です。
求職者目線で見ると、そこが少し冷たく感じます。
また、転職活動をゆっくりと時間を掛けて行いたいと考えている場合は、上記のような理由から、リクルートエージェントのコンサルタントはせっかちな面もある為、あまり向かないかも知れません。

おすすめ度:第1位【doda】


転職エージェントの業界では、国内第二位の大手企業です。

私の個人的な話になりますが、過去にdodaから紹介を受けた企業の求人案件で実際に採用までしていただいたこともあります。

dodaはテレビCMなどの様々な広告媒体で目にすることも多いため、一般の人からしたら、前述したリクルートエージェントと同等か、又はそれ以上の知名度はあるかも知れませんが、業界内の立ち位置としては、残念ながらリクルートエージェントから大きく離されたうえでの第二位というのが実情です。

とは言え、そのような境遇の企業だからこそのアピールポイントや特徴も多くあります。

  • 求人数がリクエー程では無いが他社より圧倒的に多い
  • 転職コンサルタントが求職者に親切
  • 求職者の能力や経験での足切りが少ない
  • ITエンジニア系の求人も多数保有
  • カバーする地域も広く全国でサービスを提供している

リクルートエージェントと同様に、業界内の最大手の一社である為、特徴としては似ている印象です。

dodaのコンサルタントが紹介してくる求人案件の企業は、正直、リクルートエージェントと比較すると若干落ちる印象は否めないですが、それでも十分優良な求人案件も色々と紹介してくれます。

また、リクルートエージェントはある程度確度の高い求人案件を紹介してくるのですが、dodaの場合は、求人案件の企業が求める能力や経験などを求職者が満たしてなくても、臨機応変に求人案件を紹介してきます。

これは、リクルートエージェントの場合は確度の高い求人案件のみを紹介し、効率的に業務を回そうとしているのと対照に、dodaの場合は、少しでも可能性がありそうな求人は積極的に応募をさせようとしているという、求職者への提案スタンスの違いだと思われます。

我々求職者からしたら、目の前に提示してもらえる求人案件がより多い方が選択肢も生まれ、仮に確度が低いとしても、その方が転職活動も盛り上がります。

元々高スペックな求職者であれば別ですが、一般的なスペックの求職者の場合は、doda方式の求人案件紹介スタイルの方がやりやすいかも知れません。

また、dodaでは、短期間で採用まで辿り着けなくても、粘り強く支援を続けてくれます。
これも業界第二位の立場だからこその営業スタンス
だと思いますが、そこもリクルートエージェントと比較すると、「親切」だったり「献身的」な印象に持ちます。

転職活動の目的は、「より良い会社への転職」であり、その過程自体は本来それほど大事ではありませんが、dodaのコンサルタントが必死に夜遅くまで自身の転職活動の件で電話をしてくるという経験を何度かすると、担当してくれているコンサルタントのためにも頑張ろうという気持ちにもなってきます。

転職サイトに掲載されていない【非公開求人】の紹介を受ける方法は?
転職で、サイトに掲載されていない【非公開求人】を活用する方法とは?

dodaの悪いところや注意点

私がdodaで実際に転職までしたからか、上項では若干贔屓目の内容になってしまいましたが、当項ではdodaのネガティブな部分も紹介しておきます。

こちらも私の主観になり、担当する転職コンサルタントによっても状況は変わるので、参考程度に読んでください。

明らかに書類選考で落ちそうな求人を紹介してくる
上項では、良い点としても紹介しましたが、dodaの場合は、求人案件の応募条件に求職者が満たせていなくても、どこか部分的にでも志向が合っているならどんどん求人案件を紹介してくる印象です。
その為、上項では「臨機応変に」と書きましたが、ネガティブな表現をすれば、「手当たり次第」という印象も拭えません。
応募条件に満たない求人案件に応募しても、当然高い確率で断れることになり、それが続くと、求職者の自己嫌悪やモチベーションの低下に繋がります。
求人を出している企業から見ても、何故この人を提案してきたのだろうと思う可能性もあり、適度なバランスが必要だと感じます。

おすすめ度:第3位【大手外資系転職エージェント】

日本に進出している外資系の転職エージェントはいくつかあり、これらのエージェントは国内資本のエージェントと求人案件も大きく異なるので、外資系企業への転職にも興味があるなら是非勧めておきたいところです。

過去に私が登録して求人案件の紹介をいただいたことがあるのは、以下の会社です。

■ヘイズジャパン

【ロバート・ウォルターズ】

国内資本の転職エージェントが外資系企業に特化した転職サービスを立ち上げて展開していても、実際の登録企業の大半は国内企業だったりする残念なケースもありますが、上で名前をあげたこの辺りの外資系転職エージェントの場合は、正真正銘の外資系企業を対象とした転職エージェントです。

具体的に国内資本の転職エージェントと何が違うかを簡単に紹介します。

外資系転職エージェントの特徴

・転職コンサルタントが外国人
・転職コンサルタントとのメールや電話のやり取りが英語
・紹介される求人は外資系大企業の日本法人というパターンが多い
・紹介される求人案件の給与は漏れなく高い
・国内大手転職エージェントが持っていない求人案件を多く持つ

特に最初に驚かされるのは、

転職エージェントからの電話連絡が英語で来る

ことです。

外資系転職エージェントであっても、日本国内で営業している以上、転職コンサルタントに日本人も居るのですが、やはり外国人の人も多いです。
その為、上記のような予備知識が無く外資系転職エージェントに登録すると、突然「ハロー」と英語で電話連絡が来て面食らいます。

そういった世界なので、求職者も英語が話せて当然な扱いです。

ただ、完全に流暢な英会話ができないとダメかと言えばそうでもなく、外国人コンサルタントも、日本語を勉強していたりするので、多少の日本語は理解してくれたりします。

また、紹介してもらえる求人案件は、私の場合は外国資本のグローバル企業が多かったです。
ITエンジニア向け求人なので、超大企業の中華系某通信機器メーカーや、アメリカの業界ナンバー1のエンタープライズ向けストレージメーカーなど、ITエンジニアなら誰でも知っている有名な企業をいくつか紹介されました。

これらの企業は、給与水準も国内資本の企業と比較しても圧倒的に高く、待遇面でも非常に魅力的な企業が多いです。

外資系企業では前述したように、給与などの待遇も良く、先進的な働き方が浸透していたり、また、対外的にも「外資系企業」というブランドのイメージも良い為、そういった会社への転職を憧れる人も多いかも知れませんが、やはり外国資本の企業の場合、企業によって差はありますが、必ず日常業務で英語を使用することが必要になり、英語が苦手な人であれば、外資系企業への転職はお勧めしません。

逆に、英語が得意だったり、英語も活用する職場で働きたいと考えている場合は、今回紹介したような、各国に事業を展開している外資系転職エージェントは必ず登録しておいた方が良いです。

外資系転職エージェントは前述した通り、誰にでもオススメできるエージェントではありませんが、外資系転職エージェントでしか紹介できない求人案件も多くあるため、外資系企業への転職を希望する場合は、必ず申し込みをしておいた方が良いです。

最後に

今回は、私の実体験も踏まえて、ITエンジニアにおススメしたい「転職エージェント」を紹介させていただきました。
ITエンジニアは技術職であり、比較的転職も容易です。

やりたくない仕事や、居心地の悪い職場で我慢しながらその会社にぶら下がって働き続ける必要はありません。

もっと積極的に転職し、自身の技術や経験を高く評価してくれる企業で働くべきだと思います。

今回の記事が皆さんの転職活動の背中を押すきっかけになれば幸いです。

今回も読んでいただきましてありがとうございました。

タイトルとURLをコピーしました